2026.03.07 <カネ>と<トミ>

― 違いを見事に表現するコトタマ♪ ―

 

今日も、
この時間をひらいてくださり
ありがとうございます。

今日は
「金」と「豊」について
少し、立ち止まってみます。

★

コトタマには
一音で「お金」という音はありません。

一音で「豊かさ」という音もありません。

でも――

音と音を結び、
そこに名前を与えた。

それが
「カネ」であり
「トミ」です。

★

「カ」

触れる。
引き寄せる。
外へ向かって
働きかける力。

「ネ」

根を張る。
留める。
定着させる力。

「カ」と「ネ」が合わさるとき、

引き寄せたものを
根づかせる。

それが
“カネ” という構造です。

★

では
「トミ」はどうでしょう。

日本の別名に

「豊芦原の瑞穂の国」
(トヨアシハラノミズホノクニ)

という言葉があります。

「トヨ」

これは
単なる“豊作”の意味だけではありません。

コトタマで見ると
50音の核となる14音(トヨ)を指します。

子音が動き出す前の
土台。

響きが立ち上がる前の
基盤。

つまり――

豊かさとは
“土台が整っていること”。

外側の量ではなく
内側の構造。

★

だから

経済的に満ちることと
魂が満ちることは
必ずしも同じではない。

けれど

構造が整えば
流れは自然に動き出す。

ここに
大きなヒントがあります。

★

日本は

「言霊の幸倍う国(ことたまのさきわうくに)」

幸が倍になる国
と記されました。

それは

音を大切にする文化が
根にあったから。

音が整えば
在り方が整い、

在り方が整えば
流れが動く。

これが
日本語の深さです。

★

豊かさとは

増やすことではなく
整えること。

土台があるところに
自然に立ち上がるもの。

それが
トミ。

★

こうして
50音を一音一音
見ていくと、

ただの文字ではなく
“森”のように感じられます。

一本一本の木に
意味があり、

でも
全体でひとつの生命体。

コトタマ50音の響きを納めた
【コトタマの森】

静かに整えたいときに
どうぞ。

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★

ほんとうに凄い。

それが
日本語。

それが
コトタマ。

今日も
響きが
静かに通りますように。

 

整えし 土に豊さ

芽吹く さきはひ

 

縄文の響きを、いまへ
コトタマで魂を導く案内人
佐藤智江

 

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